Wire


ワイヤーの種類

ホームセンターなど店頭には、非常にたくさんの種類のワイヤーが並んでいます。「いったいどれを選べばいいの?」と、迷ってしまうことはありませんか?この項ではワイヤーの種類について、それぞれの特長をご紹介します。

【種類の見分け方】
以下の要素をご参考に、色々なタイプのワイヤー素材にチャレンジしてみてください。;自分により合うタイプが見つかり、表現範囲が広がるきっかけになるかもしれません。
■素材
金属素材の違いにより、アルミ、鉄、銅、真鍮、ステンレスなど。金・銀など貴金属線は、主にジュエリーの世界で使われています。
■表面処理
磨き仕上げ:表面が光り輝く場合は、ワイヤー表面を薄く皮むきしてあります。にぶいものは磨かず出荷している廉価版です。
めっき:より光沢が得られるよう、化学処理(めっき)を施します。アルミワイヤーの中でも光沢が強いシルバーや、園芸用に使われる茶色のワイヤーはこの技法でつくられています。
アルマイト染色:カラーアルミワイヤーなど、カラーめっきを施したタイプもあります。ある年代以上の方にはおなじみ「アルマイトのお弁当箱」も同じ技法です。
ビニールコーティング:表面にビニールの被覆線(皮)を付着しているタイプ。カラフルなビニール色です。
■ 形(断面)
断面:一般向けにはほとんど普及していませんが、ダイスの形により、四角や三角の線もあります。
捻り線:非常に細いワイヤーを、複数本ねじり合わせて作るワイヤーです。一般向けではありませんが、工業用に幅広く使われています。
■ 硬度・テンション(張り)
全く同じ金属素材でも、製品によってなまし(加熱処理にて軟化)具合が違い、硬さやテンションが全く異なる場合があります。

店頭で購入する際には一度にたくさん買わず、サンプルとして少しずつ仕入れ、使い勝手を試してみましょう。ある程度まとまった量の場合は、メーカーさんへ直接お問い合わせしてみると、巻き数などのリクエストに応じていただけたり、大変割安に手に入ったりすることがあります。

アルミワイヤー銀
photo name

アルミワイヤー茶photo name

カラーアルミワイヤー
photo name

銅線
photo name

真鍮線
photo name

アルミワイヤー

【素材】
特長:非常に軽く、軟らかい。はんだや溶接が難しく、接着剤が効きにくいため作品強度にやや難があることに注意。また何度も同じ場所を折り曲げると劣化して白くなり、折れやすくなる。
色・質:銀色でやや鈍い光沢。亜鉛メッキを施した光沢タイプが主流。再生アルミを使ったマットタイプもあり。電解メッキにて美しく鮮やかに着色したメタリックカラーワイヤーなど、クラフト向け商品も作られている。
径:約1.0mm〜4.0mm程度まで5mm刻みが一般的。径の設定は、mmまたは#(番手)。(メーカーによって微妙に違うので注意)
【用途】
・扱いやすいため、一般工作用に最適。
・さびにくい(古くなると表面が白濁する)ため、ガーデニングやキッチンなど水周りに使用可能。
【入手方法】
ホームセンター、DIYショップの金属または園芸コーナー、手芸店など。店頭では「園芸用ワイヤー」のカテゴリーに入る場合もある。ブラウンワイヤーも同じ種類。

カラーアルミワイヤー

【素材】
特長:ワイヤー表面を削り、電解メッキでカラーコーティングした、発色と光沢が大変美しいクラフト用アルミワイヤー。直射日光に当て過ぎると退色する場合がある。その他の特長はアルミワイヤーに準じる。
色・質:各色(メーカーによって異なる)
径 →各種(メーカーによって異なる) 通常1.0〜3.0mm
【用途】
・一般工作用。よりグレードの高い手づくり雑貨に最適。
・さびにくい(古くなると表面が白濁する)ため、ガーデニングやキッチンなど水周りに使用可能。
【入手方法】
「ARTWIRE」 (商品名)  『石崎剣山』Fax. フリーダイヤル(0120) 803-100
※ 削り処理をおこなっていない「カラーアルミワイヤー(各色)」は100均ショップなどで入手可能。 発色がやや劣る。

スチール線(番線・なまし鉄線など)

【素材】
特長:一般的に「針金」と呼ばれている。一般的にはかなり硬く、曲げにくいが、軟らかく熱処理を施してある「なまし鉄線」タイプもある。
鉄製のためさびやすい。仕上げにクリアスプレーを吹いておくと多少長持ちする。大変廉価。
径:mmまたは#(番手)。(メーカーによって微妙に違うので注意)
【用途】
・一般工作用。ハンダ付けができるため、比較的じょうぶな作品制作が可能。
・硬すぎるため、お子様向け工作には向かない。
【入手方法】
ホームセンター、DIYショップの金属または園芸コーナー、金物店など。

銅線

【素材】
特長:赤っぽい「銅色」。ハンダ付けやロウ付けが可能で、丈夫に仕上がる。スチール線やアルミ線よりはやや高価。
色・質:硬く光沢があるタイプと、あらかじめなましてある鈍いタイプの商品もある。
技法:熱を加えて急にさます(=なます)とやわらかく扱いやすくなる。なまし後は表面が鈍い色になるため、改めて光沢を出すには酸洗いなどの作業が必要。
表面処理:硫化させる「いぶし」、「ハンダでコーティング」など色々な技法がある。専門業者に発注すればめっき加工も可能。
径:mmまたは#(番手)。(メーカーによって微妙に違うので注意)
【用途】
・一般工作、雑貨、ステンドグラスなど。ハンダ付けができるため、比較的じょうぶな作品制作が可能。
・硬すぎる、および若干高価なため、お子様向け工作にはあまり向かない。
【入手方法】
DIYショップやホームセンター、手芸店の金属、彫金またはステンドグラスコーナーなど。

真鍮線

【素材】
特長:銅とスズの合金、真鍮で作られた作られたワイヤー。
色・質:黄色っぽい金色の光沢。市販品はなましてある場合が多い。
技法:熱を加えて急にさます(=なます)とやわらかく扱いやすくなる。なまし後は表面が鈍い色になるため、改めて光沢を出すには酸洗いなどの作業が必要。
表面処理:硫化させる「いぶし」、「ハンダでコーティング」など色々な技法がある。専門業者に発注すればめっき加工も可能。
径:mmまたは#(番手)。(メーカーによって微妙に違うので注意)【用途】
【用途】
・一般工作、雑貨、ステンドグラスなど。ハンダ付けができるため、比較的じょうぶな作品制作が可能。
・硬すぎる、および若干高価なため、お子様向け工作にはあまり向かない。
【入手方法】
DIYショップやホームセンター、手芸店の金属、彫金コーナー、手芸店の資材売り場など。

ステンレス線

【素材】
特長:鉄を主素材としたステンレス合金。大変硬く、テンションが低い。
色・質:アルミに比べ、ややにぶい銀色。切る場合には、パッケージ記載の表示に充分に注意し、必ず適合範囲で切断すること。・ビーズワーク用に非常に細い径が普及。
技法:硬いことを除けば、通常のワイヤーワーク、およびはんだ付けが可。ただし端が飛び出やすいため、端の始末に注意すること。
【用途】
・一般工作、アクセサリーなど。比較的じょうぶな作品制作が可能。アクセサリーの補助資材に最適。
・硬すぎるため、お子様向け工作には向かない。
【入手方法】
DIYショップやホームセンターの金属コーナー、手芸店の資材売り場など。

ピアノ線

【素材の特長】
特長:非常に硬く強い。「ピアノ線」とはJIS規格の名称であり、ピアノのみに使われている訳ではない。見た目はスチール線に似ている。
色・質:非常に硬いため、必ず専用工具を使うこと。
技法:ごく細いタイプ以外、人の力で完全に締めつけることは難しい。固定にはハンダ付けなどを利用する。
【用途】
・一般工作、オブジェなど。
・硬すぎるため、お子様向け工作には向かない。
【入手方法】
DIYショップやホームセンターの金属コーナー、模型店の資材売場など。

銀線・金線

【素材】
貴金属で作られたワイヤー。他のワイヤーと同様に、なましたり磨いたりなどの加工が可能だが、大変高価なのが難点。熱をあてる時に溶けないよう充分に注意。
【用途】
主に装飾品に使用。高価なため、大きな作品や雑貨には不向き。貴石やガラスと組みあわせるとよりゴージャスな仕上がりに。
【入手方法】
彫金専門店、手芸店の彫金コーナーなど。

ビニール被覆線

【素材の特長】
塩化ビニールをコーティングしたワイヤー。色がカラフル。
【入手方法】
ホームセンター、DIYショップの金属または園芸コーナー、手芸店など。